11日 原油は続伸、米国経済の懸念が後退で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は先週末終値と比べ25セント高の71.48ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は同33セント高の76.17ドル/バレル、いずれも続伸している。
11日アジア時間の原油相場は続伸。先週の原油急落から継続して買い戻しが入っている。米労働省が8日に発表した米雇用統計によると、非農業部門の就業者数増に加え、失業率が低下した。ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは「米雇用統計の結果は米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げに踏み切るほどでもないため、単純に米国経済の経済減速懸念が後退した」と指摘。また、6日にはロシアのプーチン大統領がサウジアラビアを訪問した。これにより、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の加盟国の減産への協力が促された。しかし、米国の11月消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているため、「原油の上げ幅は限定的」(同氏)。
日経平均株価は先週末比569円36銭高の3万2,877円22銭で推移している。ドル円相場は1ドル=145.48円と、先週末の17時時点(144.09円)と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):162.93 (↓1.58)

