16日 原油は小幅反落、利益確定の売りで

 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は先週末終値と比べ10セント安の62.79ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は同9セント安の67.66ドル/バレルと、いずれも小幅反落している。
 16日アジア午前時間の原油市況はわずかに反落。米国は16日がワシントン誕生日で市場が休場のため、原油市場の取引量が減っているという。ただし13日の相場上昇に対する利益確定売りが見られた。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は「現在は強弱材料が混在している状態」と述べた。AI産業への期待感と懸念から最近の米国株式の変動が激しいことや、米国の利下げの方向感が掴みづらいことも相場の小動きの要因だ。連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長になるとされるウォーシュ氏は、「利下げに対する温度感が不明瞭」と同氏は指摘。イラン情勢にも不透明感が残り、原油相場の方向感は見通しづらそうだ。
 日経平均株価は先週末比418円54銭安の5万6,793円43銭で推移している。ドル円相場は1ドル=153.07円と、先週末の17時時点(153.40円)と比べドル安・円高方向に振れている。
 
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):151.89 (↓2.10)