レックス22=3日続伸、輸入指数が堅調
リムエネルギー総合指数22種(レックス22)は19日、前日比0.65ポイント高の145.96と3日続伸。総合指数を構成する指数のうち輸入指数(9種)が主導した。輸入指数は155.69と1.54ポイント高。給湯や暖房に使うプロパンガスなどが押し上げた。輸出指数(4種)も148.75と0.40ポイント上昇。一方、国内指数(9種)は133.44と横ばい。
輸入指数は6種が上昇した。3.81ポイント上昇のプロパンは、トレーダー勢の買い気が強材料。このほか、石油化学原料となるブタンやジェット燃料の上げも目立った。
輸出指数は4種のうち2種が上昇し、特にジェット燃料が4.39ポイントの大幅高となった。品薄感が根強く、強地合いが続いているもよう。半面、船舶用燃料の380cstは、取引指標であるシンガポール重油先物の軟調地合いを映し、2.02ポイント下げた。
国内指数は全種が前日比変わらず。ガソリンや軽油、重油など全般的に新規の材料待ちで市場が閑散としていた。

