9日 原油は続伸 ロシアやイランの地政学リスクで

 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(2月限)は前日終値と比べ36セント高の58.12ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同41セント高の62.40ドル/バレルと、それぞれ続伸している。
 アジア時間9日午前の原油価格は一段と上昇している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、ロシア産やイラン産原油の供給不安を背景に上昇した前日のニューヨーク相場の流れを引き継ぎ、「地政学リスクがアジア時間でも支援材料になっている」との見方を示した。目先の原油相場の動向については、地政学リスクや米国のトランプ政権の関税政策に対する米最高裁の判決次第で神経質な展開になるとしながらも、「原油先物は原油の組み入れ比率を上げるコモディティーインデックスの影響で足元資金が入りやすくなっており、ある程度下支えされるのではないか」との見通しを示した。
 日経平均株価は前日比484円34銭高の5万1,601円60銭で推移している。ドル円相場は1ドル=157.23円と、前日の17時時点(156.47円)と比べドル高・円安方向に振れている。
 
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):141.53 (↓0.11)