9日 原油は約4年ぶり100ドル超え、イランが最高指導者にモジタバ師選出で

 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は6日終値と比べ24.43ドル高の115.33ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(5月限)は同23.13ドル高の115.82ドル/バレルと、それぞれ急伸している。約4年ぶりに100ドルを超えた。
 アジア時間9日午前の原油価格は大幅高。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、イランが9日、殺害された最高指導者ハメネイ師の後継に、次男で対米強硬派とされるモジタバ師を選出したことで、「米国とイスラエル、イランとの紛争が長引く可能性が高まった。中東情勢の不透明感が一段と強まり、原油が一気に買われている」と指摘した。目先の原油相場の動向については「イランが湾岸諸国のインフラへの攻撃をどこまで拡大するか。中東情勢はきわめて流動的になっている」との見方を示した。
 日経平均株価は6日比4,002円91銭安の5万1,617円93銭で推移している。ドル円相場は1ドル=158.69円と、6日の17時時点(157.54円)と比べドル高・円安方向に振れている。
 
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):213.19 (↓1.25)